OJTからはじめよう!中小企業の人材育成の基本

あなたの職場では、部下が育っているでしょうか?

中小企業の多くは、大企業とは違い、
外部研修に頼るほどの、時間や資金はありません。

そこで大切になるのは、OJTです。

OJTとは、On the Job Trainingの略で、
職場で「実務を通して訓練し、能力を高めること」です。

中小企業のリーダーは、自分の仕事をしながら、
部下も育てていくことが求められています。

OJTの目的

勘違いされやすいのですが、OJTは
職場で仕事のやり方を教えることではありません。

OJT担当のリーダーのあなたは、
「目の前の仕事のやり方を教えたらOK」
と勘違いしていないでしょうか?

あなたの役割は、
「部下の能力を高めること」

です。

職場の教育が上手くいかない原因は、
このようなOJTの目的の勘違いにあります。

研修は入口、OJTが出口

研修受けさせて終わり
マニュアルを説明して終わり
仕事の手順を伝えて、メモを取らせて終わり

これらはすべて、OJTの入口にすぎません。
研修だけで人の考え方や行動は変わらないのです。

あなたも経験ありませんか?

研修や勉強会を受け、一時的に気分が高揚したり、モチベーションがあがったりしたこと。
しかし実務で発揮できるかどうかは別の問題ですよね。

これは、あなただけではありません。
あなたの部下も同じです。

研修はきっかけにすぎない

多くの人は、職場に戻ったときどうするでしょうか?

いつものやり方・考え方で仕事を再開します。
改善できたとしても数日だけでしょう。

理由は簡単です。
研修では人は変わらないということです。

「研修で聞いていなかったのか!?
なんで、学んだことが活かされていないんだ!」

怒っても仕方ありません。研修にはその力はないのです。

「マニュアルに書いてあるだろ!
なぜ、できていないんだ!」

憤りを感じるのはわかります。しかし、
マニュアルに書くだけで100%実行されるのは、
プログラミングされたロボットだけです。

OJTをはじめよう!

そこで必要なのは、OJTです。

研修で学んだことを、実務で活かすためには、
仕組みやフィードバックしてくれるリーダーが必要です。

やりっぱなしの研修をやめて、
OJTの強化をはじめましょう。

研修は入口、OJTが出口です。

OJTとは、「実務を通して訓練し、能力を高めること」でした。

研修やマニュアルだけで、人が訓練され、
勝手に能力が高まることありません。

そこには、必ずコーチとなる存在、
リーダーのあなたが必要
ということです。

人は理屈(研修やマニュアル)では動きません。
何かを感じたり、気づいたときに動く生き物です。

リーダーの声かけで勇気づけられ、
リーダーのフィードバックで気づきを得るのです。

リーダーの心構え

OJTをする上で、
リーダーには大切な心構えがあります。

「部下を育てる以上に、自分自身が成長する」ことです。

人を育てる人は、成果を出しても尚、成長し続けています。

言い直すと、
「あなたが成長した結果、部下が成長する」のです。

成長することをやめている人や、
先輩風を吹かせているだけの人に、
人を育てることができるでしょうか?

部下に何かを感じさせたり、
気づきを与えることはできないでしょう。

仕事を教える人だけの”情報伝達者”になってはいけません。
ロボットやマニュアルでもできることです。

「あなたが成長した結果、部下が成長する」
これを心に留めておきましょう。

関連記事

  1. 教わり方の技術 〜 なぜ、同じことを教わっても成果に差が出るのか?

  2. アドバイスの教育効果を上げるかんたんな方法

  3. 嫌われる勇気ではなく、嫌われる覚悟

  4. 「部下の行動が変わらない、動かない」と悩むリーダーへの処方箋

  5. 「仕事ができない部下」を成長させる前に、リーダーがやるべきこと

  6. 成果を出すOJTリーダーは失敗への向き合い方を教えている

  7. 問題社員への対応でリーダーが気をつけなければならないこと

  8. 1分で部下の問題解決思考を育てる方法

facebook購読はこちらから

最近の記事