「仕事ができない部下」を成長させる前に、リーダーがやるべきこと

仕事ができない部下がいたとしましょう。

入社3年目、同期との差はあきらか。
「できない」レッテルが貼られかけています。

リーダーのあなたは、
まず何を考えるべきでしょうか?

部下のやる気の有無?
部下自身の成長?
生産性アップ?

同じ仕事なのに、実行段階で差がでます。
個人の能力の差だと考えていませんか?

仕事ができる=いい人材?
仕事ができない=こまった人材?

この考え方を持ち続けている限り、
人材育成はできません。

わかりやすくて、やりやすかったら、仕事はできる

本当の原因は、

「仕事がわかりにくい」
「仕事がやりにくい」

この2つです。

ただの仕事の伝達不足。
仕事を指示している側(仕事の指示・マニュアル)の問題なのです。

しかし、伝達不足にも関わらず、
仕事ができてしまう人たちがいます。

ただそれは、たまたまです。
たまたまその社員が、意図を汲み取るのがうまかったり、自ら学んでいたりするからです。

全社員がそうなるのは、現実的ではありません。
個人の能力に頼った仕事を減らすのが早いです。

やる気がないから、仕事ができないのではありません。
わかりにくい(やりにくい)から、仕事ができないのです。

子どもの教育も同じ

同じことが子どもの教育現場でも起きています。

勉強ができる=いい子?
勉強ができない=こまった子?

本当は教える側に問題があるにも関わらず、
子どもだけに問題があるかのように語られます。

人ではなく、仕事自体に問題がある。

こう考えてみましょう。

仕事ができる=その仕事はわかりやすい(やりやすい)
仕事ができない=その仕事はわかりにくい(やりにくい)
リーダーのあなたは、自分に問いかけてみてください。
  • 個人の能力に頼りすぎている仕事はないか?
  • 人によって捉え方が違う仕事はないだろうか?
  • 会議での決定事項は本当に伝わっているだろうか?

そこを改善しない限り、この問題は解決しません。
今後も仕事が”できない”部下が量産されていくことでしょう。

仕事の手順や基準を見直しましょう。

まず疑うべきは、部下のモチベーションではありません。
その仕事自体、指示自体を疑ったほうがいいでしょう。

  • 仕事の手順や基準をわかりやすくする。
  • やりにくさがある仕事を改善する。

これをせずに、部下の人材育成をしても、
結局、変わらずに終わります。

部下のモチベーションばかりに気を取られ、
根本的な仕事のわかりやすさ、やりやすさを
見過ごさないように注意しましょう。

関連記事

  1. 人を育てられないリーダーから脱却する第一歩

  2. 1分で部下の問題解決思考を育てる方法

  3. OJTからはじめよう!中小企業の人材育成の基本

  4. 成果を出すOJTリーダーは失敗への向き合い方を教えている

  5. 教わり方の技術 〜 なぜ、同じことを教わっても成果に差が出るのか?

  6. 問題社員への対応でリーダーが気をつけなければならないこと

  7. 「部下の行動が変わらない、動かない」と悩むリーダーへの処方箋

  8. 部下の成長を判断する「3つの視点」

facebook購読はこちらから

最近の記事