人材育成の本を読んでも活かされない理由

必要なスキルは、人ととしての部分だけ

パワハラ、陰口、約束破りなど、こんなことが職場では起きています。

人材育成の本に書かれている事例の多くは、ある程度の人材の”質”が担保されているケースが大半です。

現実的に中小零細では、使えません。

高度なマネジメントや、リーダーシップのスキルが生きる場面はほとんどないでしょう。

以前、企業の人材育成において、最も重要なことは何かということがテーマになって話し合いをした結果、

「採用」

というあまり笑えない結論になったことがありました。

(これは話し合った人たちが、人を育てることに疲れていただけですが・・・)

人を育てることは、優先度が高いとわかっていながらも、現実的には後回しにされがちです。

予算も時間も、さらには意欲もなくなっていたりします。

わたしの仕事は、そういって職場に直接入って、泥臭くそれに向き合うことです。

お伝えしていることの多くは、

  • 人の話を聞く
  • 相手の意図を汲み取る
  • 人を邪険に扱わない
  • 嘘をつかない
  • 時間を守る
  • 悪口言わない
  • 無視しない
  • 非は認める
  • 困っている人は助ける
  • ルールは守る
  • 足引っ張りをしない
  • ブスッとせずご機嫌に

などなど。

こう見ると、「小学生か!?」と思われる方もいるでしょう。

しかし、これが現実です。

人間が集まると、こう言った課題が大人になっても出てきます。

育てることに苦労しているマネージャーの多くは、「好き嫌い」のものさしで、他人を見過ぎ。

あと、よく知らない人のことを短絡的に評価しがちです。

常々言っていますが、

これらを解消せずに、研修をやっても何も変わらないということです。

だから、わたしは、研修をやっていません。

お金がいただけることは嬉しいことですが、結果効果がないことに力を注ぐのは意に反します。

面白いことに、全員と個別に面談をすると、ほぼ全員が「なんとかしたい」と思っています。

だからこそ、わたしは力になりたいと思うのです。

ちょっとしたボタンの掛け違いを、丁寧に愚直に直していく。

きれいごとなしに、これしかないのです。

関連記事

  1. 強いリーダーにはならなくていいが、◯◯に弱いリーダーにだけはなってはい…

  2. 「そもそも◯◯とは何か?」ということを考えることの意味

facebook購読はこちらから

最近の記事